会長あいさつ

 

「進修実践」の実践

 

 新年、明けましておめでとうございます。
 昨年は我が巨摩高校にとって 101 年目、新たな次の 100 年へのスタートの年となりました。ちょうど 100 年目に向かう時期がコロナ禍に当たり、そうした中で一昨年100 周年事業を達成された武井前会長をはじめとする役員・学校関係者そして同窓会の皆様には改めて御礼を申し上げます。
 令和初期の幹事の皆様方は、同窓会開催の寄付を集めた中で、総会の開催中止を余儀なくされ、それらを返還された事柄等を聞き及んで、その御苦労に深く頭の下がる次第です。私は、101年目より同窓会会長を拝命したわけですが、こうした話を聞くたびに、この同窓会の活動を今後一層活発にしていくことが使命だと、その責任を強く感じたところであります。
 さて、「進修実践」という校訓は創立 60 周年に定められたものですが、今の自分達や後輩、在校生を励ます上でも、さらに今の世の中にとっても必要な良い言葉だと思います。私達、巨摩高等学校の同窓生は、日本の内陸の中心にあり、南アルプス連峰の麓、釜無川右岸に位置して、富士と八ヶ岳を遠望し、美しい自然の中で、いつの時代も同じ物を見つめ 百年の歴史と文化を紡いで来ました。そして今 この地は、交通体系の整備と相まって大きな飛躍を遂げる時空間にあります。
 我が巨摩高校同窓会が元気になる事は、我が故郷が元気になること、そして我が後輩、在校生の将来に明るい光を当てることに繋がると信じています。実務経済の伴わない理想道徳は絵空事、理想道徳のない実務経済は罪悪。進んで身を修め、実践に移していく「進修実践」こそ、102年目の今の我が同窓会にふさわしい言葉だと思います。

 

 同窓生の皆様、
  1、同窓会に興味を持って下さい。
  2、連絡を取り合いましょう。
  3、交流しましょう。
  4、同窓会の総会に参加して下さい。(R7 年 4 月 19 日 本校)
  5、この地域の将来を語りましょう。 6、後輩や在校生を応援しましょう。
 肩肘を張らずに、進修実践を身近なところから始めたいと思います。是非とも、御支援、御協力をお願い致します。
                                2025 年 元旦
                                    巨摩高校同窓会会長 上田 仁