自然科学部

 

 
活動計画

主に週3回(火,水,金曜日)

 

令和6年度は次のような活動をしています。

 

・伊奈ヶ湖調査(通年)

・アレチウリ防除活動(5月)

・白嶺祭にて参加型科学実験(6月)

・磯(神奈川県真鶴半島三ツ石海岸)の生物調査(8月)

・ミツバチ養蜂体験(9月)

・生徒の自然科学研究発表大会(11月)

・南アルプス市オータムフェアサイエンスショー(11月)

・巨摩フェスタ ポスター展示/サイエンスショー(1月)

・南アルプスユネスコエコパーク取組み発表会(2月)

メッセージ

3年生5名が引退し、現在は1年生9名(男子5名女子4名)で活動しています。全員仲が良く、毎日、常に笑いが絶えない環境です。現在、部員は外来生物に関心が高いため、伊奈ヶ湖周辺の生物を動物班と植物班に分かれて調査しています。

 

◆5月に河口湖畔で行われたアレチウリ防除活動に参加した際の様子です。

↓これがアレチウリ。まだ小さいけど、大きくなると周囲の植物を完全に覆いつくします。当日は、アレチウリとオオブタクサの駆除を行いました。

↓和気あいあいと作業しています。

↓在来種と見分け、侵略性のある外来種のみを根こそぎ引き抜きます。

↓検量の様子。何袋ものアレチウリとオオブタクサを駆除しました!

 

◆6月の伊奈ヶ湖初調査

菖蒲池、南伊奈ヶ湖、北伊奈ヶ湖の3つの湖を調査します。

↓当日はあいにくの雨。雨でも楽しく調査しています。

↓ザリガニ釣り。アメリカザリガニも生態系を破壊する外来種です。

↓部員はみんな生き物が大好きです。

↓樹上に、モリアオガエルの卵塊を発見!中央の白いやつです。モリアオガエルは卵が外敵に食べられないように、泡状の卵の塊を樹上に産み付けます。

↓卵塊の下の小さな池にはオタマジャクシがたくさん!

 

◆7月にエコパ伊奈ヶ湖所長の緒方様(ミッキー先生)による講義とガイドウォークを受けました。

↓講義では、伊奈ヶ湖のこと、生き物のこと、調査方法のことなど、多くの具体的な話を聞き、研究のヒントをたくさんいただきました。

↓講義のあとはガイドウォーク。こちらは展望台からの眺めです。標高は900m以上あります。

 

◆伊奈ヶ湖の調査ではこんな感じの生物マップを作成しています。

 

◆8月には神奈川県真鶴半島三ツ石海岸の磯の生物調査に行きました。

↓駐車場から磯まで徒歩で15分ほど下ります。

↓先端に3つの大岩があることから三ツ石海岸と呼ばれます。通常は先端のみが海面に顔を出していますが、大潮の干潮の時間は普段は海底になる部分の潮が引き、先端までが地続きとなります。ところどころの潮だまりなどに取り残された生物を安全に簡単に観察することができます。

↓生き物がたくさん。みんな夢中です。

↓カニをとろうとしています。

↓磯は転びやすく怪我をしやすい場所なので、ビーチサンダルは厳禁。長ズボンで調査します。

↓ナマコ、イソガニ、イワガニ、ムラサキウニ、アカウニ、バフンウニ、ヤツデヒトデ?、ヤドカリ、イソスジエビなどなどなどがとれました。ウニのとげが動くこと、管足の吸盤で張り付いていることなど、普段気づかない秘密を知ることができました。いずれの生物も、観察後はもとの海にお帰りいただきました。

 

◆昨年11月の南アルプス市オータムフェスティバルで行ったサイエンスショーの様子です。何日も前から準備を始め、当日は大勢の観客のみなさんや子どもたちに大盛況でした!!

↓30分間のショーはあっという間でした。ショーの後は寄ってくる子どもたちに個別対応!

↓トークも上手です!