校長あいさつ

 

進修実践

校長 渡邊 圭一郎    

 

 

このたびは、山梨県立巨摩高等学校のホームページにアクセスしていただきありがとうございます。

 

 本校は、大正11年に県立第三高等女学校として開校し、その後「県立巨摩高等女学校」「県立巨摩高等学校」と校名を変えつつ、峡西南地域の中核校として100年の歴史を築きあげてきた伝統校であります。令和4年度に100周年を迎え、令和5年9月23日に100周年記念式典を行います。これからも、この伝統を引き継ぎ、次の100年を見据え、「地域を大切にする生徒」「地域に貢献できる生徒」の育成を目指していきます。

 

 本校の校訓は「進修実践」です。進修とは徳を進め学問を修めることであり、実践とはそれを踏まえ、自から考え行動し、結果を出すということです。この「進修実践」を達成するための「挑戦する気概」と「主体的に取り組む姿勢」を本校では「巨摩スタイル」と呼び、一人一人が常に心掛けています。授業、部活動、学校行事、ボランティア等、全ての場面で「何事にも明るく楽しく前向きに、新たなことに挑戦する」をモットーに、一日一日を大切にした学校生活を送っています。また、ICT教育を積極的に取り入れることにより、主体的・対話的で深い学びができる授業の構築を実践しています。

 

 全日制においては、「高い志と挑戦する気概を持ち、何事にも主体的に取り組む生徒を育成する」という教育目標を掲げ、教育を進める中で、生徒は文武ともに大きな成果を収めてくれています。部活動については、特に弓道部(男女)・陸上部(男女)・ホッケー部(女子)・バレーボール部(女子)・野球部(男子)・サッカー部(男子)・バスケットボール部(男子)・吹奏楽部の活動が顕著です。学業では、国公立大学には山梨大学、都留文科大学、県立大学などの県内の大学をはじめ県外の大学にも多くの合格者を出しています。私立大学についても、山梨学院大、山梨英和大、健康科学大学などの地元大学や、県外大学への合格者も多数あり、それぞれがしっかりと進路実現を果たしています。

 

 定時制においては、生徒とのふれあいやコミュニケーションを積極的に図り、愛情と根気をもって生徒を指導することで、「健康で明るく思いやりのある心の温かい生徒を育成する」ことを教育目標に教育活動を進めています。生徒たちは、それぞれの自己の課題の解決に取り組みながら、昼間の仕事と夜の学業をしっかりと両立させ、休みが非常に少なく、毎日頑張って登校しています。

 

 巨摩高等学校は、質の高い文武両道の教育を進め、子どもたちの夢を実現させていきます。これからも皆様の御協力、御支援をお願いいたします。