校長あいさつ

                     第40代校長 武藤 一輝    

 
 

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 令和6年4月より新たに校長を拝命した武藤 一輝(むとう かずき)と申します。教諭として平成元年度の1年間、本校に勤めた経験があります。歴史と伝統のある巨摩高校での2度目の勤務に身の引き締まる思いです。先達により脈々と受け継がれてきた良き伝統を継承しつつ、時流に即した柔軟な対応にもあたっていく所存です。どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は、大正11年(1922年)に「県立第三高等女学校」として開校し、その後「県立巨摩高等女学校」「県立巨摩高等学校」と校名を変えつつ、令和4年(2022年)に100周年を迎えた、峡西南地域の中核校としての歴史を築きあげてきた伝統校であります。卒業生は3万人を超え、県内はもとより国の内外で活躍しております。今後も次の100年に向けて「地域とともにある学校、地域を創る学校」を目指していきます。

 本校の校訓は「進修実践」です。進修とは徳を進め学問を修めることであり、実践とはそれを踏まえ、自ら考え行動し、結果を出すということです。この「進修実践」の精神を達成するために、「自ら学び、自ら考え、実践する」スタイルを「巨摩スタイル」と呼び、生徒一人一人に脈々と受け継がれています。

 

 全日制では、教育目標に「高い志と挑戦する気概を持ち、何事にも主体的に取り組む生徒を育成する」を掲げて教育活動を展開し、生徒たちは質の高い文武両道を実践しています。部活動では、弓道部(男女)・陸上部(男女)・ホッケー部(女子)・バレーボール部(女子)・野球部(男子)・サッカー部(男子)・バスケットボール部(男子)・吹奏楽部の活躍が顕著です。学業では、個々の進路希望の実現に向けて努力し、国公立大学、私立大学から専門学校へと進学をしております。国公立大学では山梨大学、都留文科大学、山梨県立大学などの県内の大学を中心に県外の大学にも合格者を出しています。

 

 定時制では、教育目標に「健康で明るく思いやりのある心の温かい生徒を育成する」を掲げています。教員が、生徒とのふれあいやコミュニケーションを積極的に図り、愛情と根気をもって生徒に寄り添った指導を行う教育活動を進めています。生徒たちは、それぞれの自己の課題の解決に取り組みながら、昼間の仕事と夜の学業をしっかりと両立させ、休みが非常に少なく、毎日頑張って登校しています。

 巨摩高等学校は、今後も教職員が一丸となって、子どもたちの夢を実現させていきます。これからも皆様の御協力、御支援をお願いいたします。